プーップーッ。


なにも応答がないまま電話が切れた。




「……チッ」


仲間を道ずれにしようとしやがって……。




あたしはそのまま家を飛び出し、目的地へと走り出した。


目的地の倉庫に辿り着いた時、倉庫の中にはリーダーだと思われる黒髪のヤツしか居なかった。




「……仲間はどうした??」