「……あたしの瞳に映る生徒会長は、すごく儚いです」


「……え??」


「儚すぎて……切なさしか感じません」


「…………」


「生徒会長の目にあたしはどんな風に映っているかわかりません。……でも、あたしの瞳に映る生徒会長は儚いんです」


「……儚い??」


「はい……生徒会長が切なすぎて、ほんとは弱いんだって思いました」