「……え??」


「俺はなんでアイツを好きになったんだろうって」


「…………」


「……よく考えたら、アイツを好きになるなんてどうかしてたのかもな」


「……生徒会長」




生徒会長は弱々しく微笑むと、あたしの頭を撫でてからまたイスに座った。


あたしは生徒会長を見つめたまま、その場から動けないでいた。