「……もしかして、人目を避けたいとか??」


生徒会長が耳元で囁いた。




「ぎゃっ!!!!……?!?!」


叫んだ瞬間、いきなり口を塞がれた。




「しーっ、静かにしろ。廊下では叫ばないって決まりがあるだろ??」


爽やかな笑顔を浮かべてそう言った生徒会長だけど、その目は全然笑っていなかった。




……生徒会長、怖い。