バレてしまった以上、もう言い訳は通用しない。


……そう思ったから、すべてを話すことに決めた。




「ふーん。まぁ、前々からお前のことはなんとなく怪しいなぁとは思ってたけどさ。……でもまさか、ほのかが"最強のヤンキー"だったなんてな??気付いた時、自分でもびっくりしたよ」


生徒会長はそう言うと、あたしの茶色い髪の毛に指を絡めた。