次の日


私は真穂と共にスタジオへと向かった


もちろん黒い膝丈のサルエルパンツを履いて


「愛梨は脚綺麗なんだから出さなきゃもったいないのに…」


真穂はまだ名残惜しそうにぶつぶつとつぶやいていた



「真穂こそ、もっと露出すればいいのに」


私はちらっと真穂の胸元を見た


豊かなのはダンスのセンスだけではなくて………



「ばか!愛梨のエッチぃ~!」


真穂はさっと胸の前で腕をクロスさせ、防御した



「いいじゃん!うらやましいよ…。私なんて小学生から変わってないもん」


変わってないのは胸だけでなく、身長も、たぶん頭も……



「愛梨は可愛いからいいの」


「真穂みたいに大人っぽくなりたい~!」



2人で散々わめいていると、スタジオに着いてしまった