ピンポーン 夜になると、また家のインターフォンがなった。 「あら?誰かしら。」 「多分弘輔か遼くんじゃない?」 遼‐ハルカ‐とは、あたしのパパ。 「じゃあ私が出てくるわ〜」 ちなみにいま玄関に向かって行ったママは、織愛‐オリエ‐という。