やっと家に着いたあたし達は、スーツを悠希に返して、髪の毛の色を戻す約束をして別れた。 「ただいま〜。」 「おかえり!遅かったね。」 え?遅かった? そう思って時計を見ると、店を出てから1時間半も経っていた。 だいぶゆっくり歩いたなぁ…。 そう思い、ママにごめん、と言ってからお風呂に入った。 暖かいお湯にゆっくり浸かって、お風呂からあがったあたしは髪の毛を乾かしてすぐに寝た。