先生というよりは生徒っぽい。 そして、暗かった視界が一気にはれた。 ゆっくり目を開いた。 そこは薄暗い部屋だった。 クラスのみんなの声は聞こえない。 ……もしかしてまだ捕まっていないの? 「す〜いちゃん」 さっきとはまた違う声が聞こえてきた。 振り向くと、知らない男の人が2人いた。