教室に戻った。 「遅いぞ、中本!!」 入るとすぐに先生の喝が来た。 私は「すみません」と言いながら席に着く。 隣に陽は居なかった。 そして授業が終わり、帰る支度をした。 すると後ろから「わっ!!」と言う声がした。 「あ……四季ちゃん…」 四季ちゃんはニヤニヤしながら私を見てきた。 「ねぇねぇ、5時限目の時、トイレじゃなくて陽の所に行っていたよね?」