「いたぁ〜!見つけたぞ。」 大きい声で(あ、地声?)叫ぶと、顔が途端にニヘラ〜と見たことのないほどに崩れた。 「…へ?」 突然の変化についていけずに固まる私達には目もくれず、ダッと突進してきて… びっくりして思わず壁にはりついたけど、がんちゃんの視線は固定されたまま… まっすぐ鋭い視線を向けるその先には…