先生のお望みのまま


「ううん。大好き。
ね、先生。今日ちゃんと頑張るから終わったらこの子と遊んでいい?」



「あぁそうしてくれると助かるよ。」



そういって猫を撫でる先生の顔は、とろけそうな程甘かった。猫をちゃんと大事に飼ってるんだなぁ…。

猫も安心してるみたいにすりよって、なぁに?って顔で先生をみてる。



うらやましいなぁ…。




ん?何が?


私が飼いたかったからかなぁ…。