「何時代の言葉だ。お前…。」


いやいや、私も知りません。

恥ずかしくてうつむいてると、ポンと頭を軽くはたかれた。

つられて視線をあげると、まだ表情に笑顔が残っていて、それがドキッとするほど優しかった。



「授業わかりにくいか?」


「あ、違うんです。授業は人生初にわかりやすいです。」