先生を意識しすぎたあの時のことか、抱き上げられて固まっちゃった時のこととか。
一日が終わって帰る頃にはもう何を反省すればいいのか、考えすぎて頭がぐちゃぐちゃになってた。
何だか全てがいけない気がして。
自分の浅ましい考えを知られたからじゃないかとか。
ゴクセンが応えてくれるのを当たり前に感じていたのに気づいて、その傲慢さに愕然としたり。
あまりの変わりように、おとな気ないと八つ当たりしたりして。
怒ってるのか、とか。
呆れられたのか、とか。
1日中考えずにはいられなかった。
答えは出ないまま。
延々と。
ぐるぐると。

