いつかの花火【企】




「やめたやめた!!」

暗い!!
こんな考えなんて………!!

…?


「…立川どうかしたのか……?」

心配そうな、そして驚いたような顔で私を見る上司。

あ…もしかして…今の声に出してた…?



「か…帰ります!」

とりあえず、パソコンを慌てて落としカバンを持って逃げる…しかなかった。

まさか声に出てたなんて…!!






「…はぁ。」

走って走っていつものコンビニに着いた。
ビール飲んで忘れてしまおう。
うん、それがいい。




「ありがとうございましたー。」


コンビニでいつものビールを買う。
こんな日はこれに限る。

…そういえばココだったな。
出張帰りの咲夜に呼び止められたのは。

今日はないだろうけど。