ふと、校門の方を見ると、一人の男が自転車を従えて立っているのが見えた。 ここは女子校。 女生徒達が彼にチラチラ視線を送りながら通り過ぎていく。 大方、誰かの彼氏なんだろう。 そう思っていたら、 「あれ?」 佐奈がそう言った。