「うん、ありがと…」


「じゃあ、早速お礼して貰わないとな~」


「…ケーバン?」


「まぁ、それもあるけど。とりあえずお茶でもしよっか」


あぁ、今日は一日言いなりかもしれないな。


願書出した時にちゃんと振り込みも済ませときゃ良かった。


私の馬鹿…。


「乗れよ」


こっちの気も知らないで、ウェーバーが自転車の後ろを指した。