スタッカート

「いらっしゃいませ」


待ち合わせたコーヒーショップに、大地はまだ来ていないようだった。


私達の指定席となった窓際の席が空いていたから、そこに座った。


このコーヒーショップで待ち合わせては、遅れて来る大地に私は愚痴を零した。


大地は毎回、苦笑いで謝る。


そんなやりとりも好きだった。