スタッカート

「そんな…嫌!絶対に嫌!!」


「雪乃、今まで育ててやったのは誰だ?誰のお陰でお前は生活出来てると思ってるんだ?」


まただ。


口論になると、いつもこの台詞を言う。


私が黙るのを知っているからだ。


「進学は認めない。分かったな」


「…はい」


お父様は不合格通知にライターで火を点け、ゴミのように灰皿に捨てた。