時間が経つのは思ったよりも早い。 時間が経つにつれ、私の心はあなた一色になる。 「一目見た時から好きでした。私と付き合ってください!」 昼休みが終わるちょうど五分前。 私は告白現場を目撃してしまった。 告白しているのは同じクラスの星野さん。 長い髪をいつも巻いていて、可愛い。 女の子!って感じの子。 そして、そして、告白されている人は――… 「ごめん。俺、彼女いるから」 恋くんです。