「馬鹿馬鹿しい・・・。」 再度、口に出して強制的に思考回路を中断する。 ポケットからタバコを取り出し火をつける。 一息。 ヒーターの温風に揺られ、紫煙が窓際に逃げていく・・・。 キリトはそれをしばらく眺めながら、一度、人工知能システムの画面を閉じて、新しい画面を開く。 プログラム言語が並べられている、このファイルの名前は・・・・・ ・・・・・・・・・・『コンピューターウィルス』・・・・・・・・。