『私が、誕生日に欲しかったもの・・・覚えている?』
もちろん・・・。
・・・・・・・・『だったら、百合の花がほしいな・・・』
百合の花?また、なんで?
・・・・・・・・・『何となく・・・なんとなくキリトにも私と同じ名前の花を見てもらいたかったんだよ』・・・・。
『もし、私が死んだらさ・・・私の機体の上にそっと・・・その花を載せてほしいな・・・・』
綺麗な綺麗な百合の花・・・。
花言葉は・・・純真・・・無垢・・・。
穢れをしならない・・・いや、正確には穢れを知る前に、人で無くなった彼女の名前は・・・百合・・・・・・。


