「――っ!!!!」 あたしはそのメ―ルを見た瞬間、その場に凍りついた。 受信:京哉 《ごめん。別れよう》 「…そんなっ……」 「…美愛?」 心華はケータイを覗き込む。 震えながらあたしは返信した。 送信:美愛 《…どうして?》 受信:京哉 《辛い》 「…美愛………」 「あ…はは……そっか…あたし…見捨てられちゃった…」 好きなのに…。 大好きなのに…。 別れたくないよ…。 京哉…。