キ―ンコ―ン… 「チャイム…」 「京哉のバカ…知らないっ…」 あたしは涙を拭い、席に着いた。 京哉が……あんな事するなんて…思わなかった…。 しかも強引に…。 怖いよ…。 京哉が好きでも…あんな事は怖い…それにっ…。 「…美愛?」 「え…心華…?」 「大丈夫?なんか悩んでる…?」 「う…うん…ちょっと」 「そっか…話せたら放課後にでも話して…?」 「え……放課後…?」 そういえば放課後は…勉強しようと思ってた…。 でも気まずいし…。 行きたく…ない……。