「…駿」 「心華…」 そして甘いキスをする。 優しく甘い…溶けそうなキス。 あたしのドキドキは今までで一番の最高潮に達した。 薄暗い場所だから誰もキスしている事に気付いていない。 「んっ…は……」 自分の甘い声に驚いた。 こんな声出るなんて…。 一瞬唇が離れ、再び唇を重ねる。 愛を確かめあうかのように。 お互いが、お互いを求めて。 「心華」 「なに?」 「部屋ってどうなの?」 「2つ…ある…」 「その気でそうした?」 「……悪い?」 「光栄です♪」