幸せいっぱいで、楽しく過ごしています。 京哉は同じ大学だけど、今は休学して、働いてくれています。 あたしと…この子のために。 「お腹冷やさない方がいいって。今日はもう帰ろう?」 「うん。わかったぁ…」 相変わらず京哉は優しくて。 優しすぎて不安な事もある。 でも、あたしは信じてるんだ。 京哉はずっと、あたしの側にいてくれるって。 「ほら、手」 「…ん」 今日も、手を繋いで家へ帰る。 京哉の温もりを…手に感じながら。