「信長さま!」

「なんてことを!?」

「信長さま、謝ってくれ」

「お、俺様は悪くないぞ??その女が悪い!!」




「大丈夫??子猫ちゃん」

『ありがと…いてて!』

「血が出ているね、私の城においで?手当てしよう。ほら、背中に乗って?」

『えっ…いいよ!大丈夫だよ』

「いいから」

「待て!上杉!そいつは俺の嫁だ!!」

『よ、嫁!?』

「いつから嫁になったんだい?伊達くん?さっきまで"俺の女"っていってたじゃないか?」

「その女、気に入った!俺の嫁にする」

「やめておきなよ…君みたいな色魔…この子猫ちゃんが困るだけ…私が側室にするよ」

『(心の声)側室!?』

「そうはさせるか!?」

「すいません。皆様、この人は我が城につれていきます。信長さまがつれてこいといいますので…」

『キャッ』

と、いきなり秀吉現れた。

「………」

ギュッ!
とナナカを抱き上げる秀吉。




『わっ』