依存~愛しいキミの手~

「おはよー!あすかちゃん久しぶり…って何その荷物!?」


大きな紙袋がパンパンになるほどの荷物を持って出勤した私たちを見て、イッシーが驚く。


「とも…ゆりあに貰ってきたんです。ゆりあと中学が同じだったんで」


「そうなんだ!?ゆりあも町田さんのスカウトで入って、この店オープンするまでは俺が担当だったんだよ。何か偶然なつながりだね」


そうイッシーが笑った。


知美からもらったドレスの中から、青い色でスパンコールが散りばめられたドレスを取り出し早速着た。


ヘアメイクをしてもらい、今日はメイクさんがいないので自分でメイクを直しフロアに出た。


「あすかさんのドレス似合ってるね」


カウンターから店長が顔を出して誉めてくれた。


へへっ。


カウンターでお茶を飲みながら店長と談笑してると、


「あすかちゃん!」


と、後ろから声をかけられた。振り返ると綺麗な女の人が立っていた。


誰?


「あれ、ゆりあさんどうしたの?」


店長が女の人を見て言った。


え…?ゆりあ…って知美!?


目を見開き驚いた。


「あははっ、あすかちゃんすごい顔(笑)早速ドレス着てくれたんだ。ありがとう」


知美の周りにキラキラしたオーラが見える…気がする。