いいえ。 本当はわかっているの。 いってしまうのよね。 昨日も一昨日も 人気者のあなたとの 別れを告げに何人もの 人が家にやってきました。 私の知らないあなたの話を してくれて、 私と同じように あなたとのわかれを 信じられない人ばかりでした。 でも、あなたは いくら待っても 帰ってこないのよね。 だから、私は あなたの元に行くまで あなたを思い続けて 生きていきます。