パーマも終わって 最後の仕上げ やっぱり俺の目は確かだと思う はっきり言ってこの髪型は俺好みでもある すげー似合うっつったら照れた 照れてんじゃねーよ カウンターで待ってろって言ったら 『まだ帰りたくない』 聞き間違いか?と思ったけどそうでもねーみたい すぐに冗談っつってたけど俺には冗談に聞こえねー 俺だって変わったお前を見ていたい だから帰り際に俺の番号を書いた紙を渡した