あのまま何もないまま男子とわかれた。
玲とならんで帰る。どちらとも何も言わずに歩いた。
「ねえ。」
沈黙を破ったのは玲。
「ごめんね、話せなくて。ずっと2人のこと考えてた。」
私は黙って話を聞いた。