私は地下の資料室に入った。なんとなくルイがいるかんじがした。
「ルイ・・・?」
奥の方にルイはうずくまっていた。
「ルイ、聞いてほしいことがあるの。」
私が言おうとすると、ルイがさえぎった。
「知ってる。・・・とうとうばれちゃったね・・・。」
ハハッと言いながらルイは続けた。