パッと目が覚めて勢いよく起き上がった。


辺りをきょろきょろすると



そこは自分の部屋で。



今はベッドの上で。



何も変わらない自分の部屋にいる。




「ゆ、夢?」




手で額を抑えながらなんとか意識を取り戻す。



やっぱり夢・・だよね



あたしが響くんを裏切るようなことするわけ・・



「みゅうちゃんってホントに最低」



やっぱり夢じゃない!?



声のする方を見ると



「オハヨ、みゅう」