別にあたしが頼んだわけじゃないけど。 一応迷惑かけたし、仕方なく謝る。 「その謝罪は何について?さっきの助けた事?それとも 昨日の事?」 そうだ。 この人にあたし言わなくちゃ。 ぎゅっとスカートの裾を持ちながら 「ごめんなさい・・」 静かな住宅街にあたしの声が響く。 「お前なんか間違ってる」 「え?」