甘い声で囁いて



何か..


そう、確かに何かあったんだけれども。


その“何か”の中身が分からない。



「みゅう?」



美羽ちゃんに話せば、分かるのかな。


すっきりするのかな。


「あ、のね。実はね..」


そこまで口にして続きの言葉を飲み込む。


「みゅう..」


「あのね、実は朝..カップルを見たんだ」


美羽ちゃんは黙ってあたしの話を聞いてくれてる。


「それで、そのカップルを見てたら男の人がね..」