甘い声で囁いて



「あの、あたし、加宮さんの事..調べてみたんです..」


「は?」


「あ、別にそういう変な意味ではなくて..ですね。ただ何と言うか..」


しまった!


あたしってば何を余計な事を言ってるのよ。



次に続く言葉が思い浮かばなくて


おどおどしていると


「お前さ、俺の事好きだろ?」


「は?え?」


とんちんかんな声が聞こえて顔を上げると

すぐ近くにある顔に心臓がまたドキドキする。


「な、何であたしがあなたの事なんか好きにならないといけな」

「でも俺の事、意識してるんだろ?」


「ち、ちがっ..」


「何処が違うんだよ」


すっと一歩近づく。


これがゲームならばすぐにキスが出来そうなくらい


「ちか、過ぎですけど」

「顔赤い理由、教えろよ」