甘い声で囁いて



だって今時“お前の顔が見たかったから”とか


普通言わないって!!


小さく笑うと


「よし、元気になったな」


ぽんっと手を頭に置かれた。



どうしてこの人は平気な顔してこういう事するんだろう。



「つーかさ、また新しい仕事来たんだけど。お前ケータイ小説読んでる?」


「は?ケータイ小説?」


ケータイ小説ってあれだよね?


ケータイで気軽に小説が書けたり読めたりするやつだよね?


「ま、まぁたまに読んだりしてるけど」


「ここだけの話。今度それがアニメになるんだけど」


「加宮さん、役貰ったの?」


「まぁ貰ったつーよりは自分で獲得した!みたいな感じだけどな」