甘い声で囁いて




「みゅう?どうかしたのか?」


「な、何でもない!!」



考えない、考えない!


頭の中でそう何度も自分に言い聞かせながらご飯をかきこんだ。





「みゅうちゃん、好きだよ」



あたしだって好き。



響くんの事が


響くんだけが。


なのに


あいつの意地悪な言葉のせいで



「だぁーーーー!!集中出来ない!!」