ドタバタと高校への道を走る。 前方に高校の建物が見えてきた。 「ラストスパートっ!!!」 「ハァ…………ハァ………ハァ……」 息があがる。 そして走るもむなしく……… 「姫乃さん、愁くん、遅刻よ!!」 という声が教室に響き渡ったということは言わなくてもいいだろう………