「姫乃……?」 席について名前を呼ぶ。 「…………元カレ。」 「え?」 「愁と付き合うまで一緒だった元カレ…」 そう小さく答えた。 その体は気まずいというのではなく、どこか恐怖に怯えているようなそんな気がした…………