「ここ、ここっ!!ここに来たかったの♪」 満面の笑みをこちらに向け、店の前ではしゃぐ姫乃。 「ここのイチゴアイスすっごくおいしいんだって♪愁行こー♪♪」 そういって俺は手を引っ張られながら、店へと入っていった。 「いらっしゃいませー!!」 店員の甲高い声が頭に響いた。