俺はポケットから携帯を出して、潤に電話をかけた。 約30分後、潤が家に来た。 「悪いな、急に呼んで。」 「別にいいけど、どしたの。」 「ちょっとさ。」 潤をリビングに通して、煙草に火を点けた。 「何かあった?」 「……」 「何かありましたって顔。」 「そう?」 「うん。」 「…さっきさ、夏実が来てたんだ。」 「うん。」 「昨日のこと、言われて。」 「あぁ、詩織ちゃんって子のこと?」 「…そう。」 …何でもお見通しだな、こいつは。 「会うなって言われたんだろ。」 「…まぁそんな感じ。」