「図星だ。お前意外とわかりやすいな。」 「何が言いてぇの?」 「別に。随分若く見えたんで。」 「・・・そりゃ制服着てたからな。」 「高校生?」 「まぁ。」 「何かあんの、あの子と。」 「は?言ったろ、ダチの妹って。」 「はぁ~。お前さ、ダチの妹で俺に通用すると思ってんの?」 「・・・・・・」 「お前がガキの頃から1番一緒にいたの誰だと思ってんすかね。」 そりゃそうだ。 俺が妹送ってあげるようなダチがいるわけない。 しかも東京に。 そんなん潤が1番わかってるわな。