「とりあえず考えるから。」 「わかった。」 またスタジオの中に戻って、練習を再開した。 んー・・・ ドラマ・・・ 「何かあった?」 たまたま俺の近くに来た潤が一言そう言ってきた。 「ううん。別に。」 「あ、そう。」 「・・・なぁ、潤。」 「ん?」 「ダメだな、俺。」 「ん?何?」 「ううん、何でもない。やっぱいいや。」 「何だそれ。」