自動販売機の炭酸飲料の横に 『ゼリー』とかかれた缶を 発見し、ボタンを勢いよく押す。 『ガタンッ』 …………――今にも倒れそうな 彩香に向かって走る。 彩香の身体が揺れる。 あ 危ないっっ。 危機一髪。 ギリギリせーふだ。 あと もう少し 遅れていたらプラットホームから 転落していただろう。 最悪のシナリオにならなかった ただ、それだけのことに 神様に感謝しながら 横で青ざめたような顔をしている 彩香の腕をひっぱり 地下鉄へとつれこんだ。