「何であたしに関わるの?キモいんだったら、絡まなければいいじゃない!!!」 下を向いていると、涙が流れる感触がした。 いつもいつも泣いてしまう。 嫌だけど、泣きたくないけど……。 涙が出てしまうのだ。 「だって真山さん達だってあなた達の親や兄弟が死んでしまったらなぐさめ合うでしょ?!あたしの気持ち知らないくせに!!」 ……勝手なことばっか、言わないで。 人の気も知らないで。 歩は下唇を噛み締める。 この人たちはきっと傷つくことを知らないんだ。