先生は笑顔で歩に向かって親指を立て、グッとした。 「え?」 「これ言ってみたかったんだ!」 ……は? 「いいよ、休んでいって。マジで。っていうか居て欲しい♪初仮病者大歓迎ッ!!いやぁ、こんなの初めてだよ!サボりの生徒なんか来た記憶ないもん!!」 と先生は笑っていた。 教師の言う言葉じゃない!! と思いつつ、歩はお言葉に甘えてサボることにした。