「あとさ、勉強教えて欲しいんだ。」 「勉強?いいけど。何を教えればいいの?」 歩は鞄の中から『進路希望調査』と書かれた紙を取り出し、先生に見せた。 歩はもじもじとしながら先生の目を見た。 「あたしね、先生みたいな養護教諭になりたいの。だから大学に入るために勉強したいの………。」