あの日に帰りたい〜第二部〜

私は妙に胸騒ぎがして、若い私と同化して、コージを迎えに俊ちゃんの家に向かった。冷たくなってきた風を切ってバイクを飛ばしていると、日常の嫌な事はどこかへ飛んでいった。学校の停学措置やみやびのこと、夫婦ゲンカが絶えない両親の事を風の中に置いてこれた。ヘルメットをつけたまま、訳のわからない言葉を叫んでいた。