そんな風に練習していたら いつの間にか日が落ちかけていた。 「じゃあ、今日はここまで!」 練習が終わると私は座り込んだ。 暑さはマシになったとはいえ、今日の練習は一段と厳しかったι みんなも疲れたみたいだし、大貴くんなんてドラムにもたれて動かない。 「恋美~。お疲れ様!」 歩ちゃんがジュースを差し出してくれた。 「あ、ありがとう~」 私は受け取って一口飲んだ。 すごくおいしい!